植物の香りには
人を笑顔にするチカラがあります
花の香り。フルーツの香り。森の香り。
植物の香りには私たちの心と身体へ、優しく働きかけてくれます。
「AROMA」とは芳香、「THERAPY」とは療法=「芳香療法」と言い換えることができます。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花・葉・根・茎・枝・果皮・種子・樹皮などから水蒸気蒸留法や圧搾法で抽出した、100%天然の有機化合物です。
香りの刺激は鼻腔から取り込まれ、脳へ直接伝わります。香りは情緒や感情に作用するとともに、自律神経の働きまでも左右します。
また、心地よい香りは心を落ち着かせるだけでなく、体内の免疫力を活性化させる働きもあると言われています。
自然の植物が持っているエネルギーを与えてもらうことで、人間の本来持っている能力を活性化させることが、アロマテラピーの原点です。
ストレス社会のいわれる今、アロマテラピーによる芳香植物を取り入れて治癒力を高めのることは、私たちの心や体を心地よい状態へ導いてくれる、有用な自然療法のひとつです。
例えば・・・
ラベンダー
優れた鎮静作用によってストレスで緊張した心と身体をリラックスさせ、心地よい眠りに導きます。
ペパーミント
すっきりとした清涼感のある香り。集中力を高め眠気を予防したり、胃の調子が悪い時にも。
オレンジ
イライラしているとき、明るく前向きな気持ちにしてくれます。部屋の掃除にも役立ちます。
アロマテラピーの歴史
今の人類に最も近いといわれているネアンデルタール人は、死者の埋葬に花を使っていました。アロマテラピーという言葉が使われ始めたのは20世紀ですが、人類誕生の時代から人は植物の効用を生活に生かしていたのです。
古代文明が発祥した紀元前3000年頃のエジプトでは、ミイラを作るためにミルラの香木を用いていました。この頃のものと思われる精油蒸留器も発見されています。
ヨーロッパ東方の香辛料や精油蒸留法が伝播したのは、11世紀から13世紀の十字軍遠征の頃。16,17世紀の王侯貴族たちは香りの文化を発展させました。
自分の火傷にラベンダー精油を用いてその素晴らしい効果を体験したことからアロマテラピーという言葉を生み出したのは、フランスの科学者ガットフォセ(1881~1950)です。植物の香りを生かした自然療法は世界中の人々に愛され広がりました
